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TOEICスコアアップのための講師からのアドバイス。IHCWAYの優秀な講師によるTOEICスコアアップや試験対策のアドバイスを掲載。
TOEIC対策を実際に行った先生から、TOEICスコアアップのための学習のコツやアドバイスを頂きました。
<TOEICの選択式問題に対する主な対策方法について>
TOEIC受験の際に対策が必要となる主なエリアは長文プラス2つから5つの質問で構成される読解部門でしょう。
効率性を最大にし、正確に答える確率を高めるために、生徒たくさんの対策法を試し、その中から自分が最も好む方法を見つけなくてはいけません。
多くの対策法の中でも、私が用いている一般的なものは以下の通りです。
1)質問を一つ一つこなす方法:
問題文を読む前に、生徒は質問を一つ読みます。それから答えを考えながら、問題文を流し読みすることに移ります。
答えが見つかったら、次の質問に移り、同様のことを続けます。これは、通常読むスピードが遅いかたに最も向いています。
2) 全質問を先に読む方法:
生徒はすべての質問を読み、それから問題文を読んで何らかの答えがないかを見つける。このアプローチは記憶力の良いかたにもっとも向いています。
3)問題文全体からつかむ方法:
問題文のタイトルやメインの文章(もしくは太字、大文字)を読み、大まかな理解をする。それから質問を読み、文中のキーワードを探し出して、質問に答える。このアプローチは読むスピードが速いかたに向いています。
4)その他:
これは他のアプローチのどれか一つと組み合わせて使うべきもので、生徒が答えられず、時間切れになりそうな問題に対応します。
まず 生徒は間違っていそうな答えを消去します。
残っているものの中から、生徒は最もあっている自信のある答えを推測します。
もし、どの答えも消去できない、もしくは時間が迫って質問さえ読むことさえできない場合は、Cを選ばせます。(選択式テストでは、Cは統計的に正解の場合が多いといわれているから。しかしこれは一定ではなく、一般的な原則にすぎません。)
生徒は問題を解くことに厳しく時間制限を守らなくてはいけません。そして、その問題にあまりに時間がかかるのなら、単純に推測で答え、どんどん次に移ります。
こうすることによって生徒は、たった一つの不可能な問題よりも、ちゃんと答えられる問題に多くの時間を使えるからです。
もし、生徒がある一つの問題に時間を使いたければ、それにマークをつけ、ほかのすべてに答え終わってから戻り、残り時間を好きなだけ使えばよいのです。
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TOEICを教えるレッスンでは、TOEICテスト新公式問題集のなかの例題を解く練習をします。
レッスンでは主に、TOEICテストのパート7に重点を置きます。時間配分がTOEICテストにおいて重要なため、ある生徒さんは2分の制限時間以内に、質問に答える練習を始めました。それから一緒に、キーワードやフレーズ、新しいボキャブラリーを見直します。
最後に正解を確認して、あっているかどうか、なぜ間違ったのかなど話し合います。
それがすんでから、次の例題に移ります。
このような授業方法で、この生徒さんのTOEICスコアは着実にアップすることができていますので、おすすめです。
「私自身もTOEICを受験したことがあるので、その経験を生かして、どのようにレッスンを進めれば効果的かを考慮した上でのアドバイスです。
TOEICだけに限らず、Toeflも経験済みですので、海外の大学受験希望やインターナショナルスクール希望の方にはおススメだと思います。」(マイキー先生より)
学習ポイント
試験内容
TOEICは特殊な試験です。しかし、ポイントさえ押さえれば、意外と簡単に学習できます。難しいという見方をする方が多いですが、文法文法しているTOEFLなんかと比べれば、意外とシンプルな勉強方法で、900点取れます。
単語
通常の英会話レッスンとは少々違います。なぜなら、必要となる単語がそもそも違ってくるからです。
例えば『解雇』です。同じ意味でも、通常では、sack, fireなど使いますが、TOEICでは、restructuringを使用します。しかし、嬉しいのは文法はいつでもどこでも変わらないという点です。
世界基準
世の中では、最低650点はほしいところです。各企業でも、進んで650点以上の方を採用するシステムとなっております。逆に言えば、800点所有している方は、胸を張って履歴書等に記載することができます。 最近では、外資系企業は、800点以上がスクリーニングの対象としているようです。
TOEICの特徴
単語に関する傾向
同じ単語しか出題されません。トイックおなじみの単語というのがございます。
例えば、portfolio, management, reduction などなど。
普通の生活ではお目にかかれない特殊なビジネス単語が出題されます。
逆に言えば、その単語を覚えれば、あとは、文法の問題となります。
文法』
私の授業では、まず始めに文法をしっかり学び、テスト対策として引っかけ問題などの回避策を授業中に徐々に教えて進みます。
例えば、Be動詞の後は、名詞、動詞ing、形容詞しかこないから、テスト中も、それを頭に入れて回答してくださいね、などなど。
alwaysという文字を見たら、必ず現在形(もしくは現在完了)だから、紛らわしい言葉が散らばっていても、ぶれちゃ駄目ですよ!などなど。
直前レッスン
TOEICの学習方法は『TOEIC用の単語』と『文法』のみです。
この二つをしっかりと対策すれば、問題なく点数は上がります。
試験前の直前レッスンでは、3ヶ月前TOEIC戦略を組みます。
宿題も普段より多く出すので、生徒様は大変だと思います。
捨て問題、拾い問題 試験内容をしっかりと把握していただき、1問に何分といった時間配分を一緒に考えます。例えば、捨て問題、必ず拾うセクション問題などを考え、拾うセクションに関しては、さらに磨きをあげもらいます。捨て問題に関しては生徒とじっくり相談します。(TOEICではセクションにとって、出される傾向が同じです。)なぜなら、900点など高得点を目指さない、もしくは、まだ目指せない生徒にとっては、捨てる問題は必要です。捨てて、拾える問題に時間を費やしてもらいたいからです。
ウィークポイント
TOEIC公式問題集を使って、宿題で、何度も何度も実践模擬試験をこなしてもらいます。もちろんリスニングもです。
何度も何度も過去問題集をこなすことによって、TOEICの出題傾向、頻繁に出てくる単語、自分のウィークポイントがしっかりと理解できるようになります。
リスニング
リスニングに関しては、あまり問題ないと思います。
公式のCDを毎日聞いてください。(嫌になりますが。)
単語は重要ですので、毎日最低15分、単語に目を通して音読してください。私の生徒は毎晩お風呂でリスニングCDを掛けながら、単語の本をお風呂で大きな声で音読するようです。
マークシート
過去問題集は、解答用紙を30枚コピーして、実際の試験同様に時間を計って、そのコピーしたマーキングシートで行なってもらいます。そして採点します。授業では、分からなかった箇所、間違った箇所、weakポイント傾向を調べて、教えます。
過去問とスケジューリング
試験前、過去問を最低30回はやりましょう!それには、スケジューリングが非常に大切な役割をこなします。
毎週土曜日、日曜日の午前は3時間TOEIC模擬試験と書き込んで、積極的に試験へ取り組みましょう。
忍耐力
忍耐力をつけましょう。努力が必要となる試験ですので、先生が出した宿題を必ずこなす、授業を休まない、自習をする、納得いくまで自分の弱点を受け入れて理解する事です。
試験後
試験後の1、2週間は優しいレッスンを展開させてあげます。リフレッシュ授業と私は読んでますが、堅苦しいレッスンからちょっと開放してあげます。宿題ゼロの週とかも作ってあげます。
先生の思い
やはり頑張って努力して結果を出す生徒様は先生としても非常に嬉しいです。先生も生徒様と一緒になって頑張ってきたかいがあったと思える嬉しい瞬間です。ある生徒さんからトイックの結果が来たとき、『先生、私より喜んでるね!』って言われたことがあります。
生徒様が良い結果を出すときって、自分の事のように先生も本当に嬉しいです!
TOEIC勉強に対して最も重要なこと
基礎の文法をしっかりと学習すること。
英語は世界で一番簡単な言語です。
文法もシンプルで複雑なものは一つもありません。
現在形、現在進行、過去形、過去進行、現在完了、受動態、これだけです。
6つしかない方程式をとにかく身につけるだけで、英語の世界はいっきに広がります。6つしかないので、暗記しましょう。
基礎が一番怖くて、一番重要です。基礎をしっかり勉強しなければ、どんな勉強方法をとったところで、必ずつまずきます。文法を間違って使用してるネイティブスピーカーを何人も見たことがあります。
そんな時は、ちょっと残念に思ってしまいます。初めから正しい文法を習えば、それは癖になり、自分の力となります。
基礎の文法を学べば一気に成長します。私の生徒様は、それで、一気に成長する姿を何人も見てきました。
あとは単語です。毎日5分でもいいので、音読してください。
試験は大変です。どんな結果であれ、次が必ずありますので、次回頑張る!と言った、軽い気持ちで試験に望むことも重要です。
積極的に先生と相談して、分からないことがあれば、先生にどんどん質問してください。頑張っている姿勢を見せてくれれば、先生も喜ぶと思います。