英会話レッスンの担当の Matt 先生による英語慣用句習得のための1日1英会話です。
My way or the highway
No choice in the matter. Your decision is final.
他の選択肢がない。自分の結論が最終的なものである。
" I told the client today that they had to lower their offer; it's my way or the highway."
私は今日、買い取り額を下げるといってきた業者に、「私の希望価格でないなら帰ってくれ」と言った。
主にアメリカで用いられる表現で、1970年代から使われるようになったそうです。
直訳すると、「わたしの道か、ハイウェイか」となりますが、それでは意味が通じません。簡単にいえば「それを受け入れるか否か」ということを指しています。
通常のケースでは、立場の強い者から弱い者へと向けられる言葉です。
例えば従業員や貧乏人のような、言っている相手に逆らえない立場におり、その決断を100%受け入れざるを得ず、さもなくば解雇など悪い結果に悩まされることになる、という意味が込められています。
「俺の言うことを聞くか、聞かないなら出ていけ」という具合で、かなり自己中心的、パワハラ気味です。
「嫌ならけっこう」「気に入らないなら帰ってくれ」等、なかなか決まりきった翻訳がしづらい表現ではあります。
所有格は my 以外になることもあります。 例 : her way or the highway.
ネイティブによる発音は下記のリンクをクリックしてください。