Sell like hot cakes
To sell fast
売れるのが速い
iPhones are selling like hot cakes.
iPhone は飛ぶように売れている。
日本では、ここしばらく、女性の間でパンケーキが大流行しており、パンケーキとホットケーキに違いについては、比較的よく知られていますね。
パンケーキのパンはbread のパンではなく、フライパンのパンであり、平らな鍋で焼くケーキを指します。
ホットケーキも同じもので、日本語では通用しますが、英語ではほとんど使われず、一般にはpancake といいます。
このイディオムでなぜあえて hot cake を使うのか、よくわかりませんが、熱々のhot な感じを出したいからでしょうか。
pancake は、アメリカの開拓時代から好まれた料理で、当時はトウモロコシを引いた粉を水で溶いて鉄板に伸ばし、熊や豚の脂で焼いて食したようです。
この料理は、教会のバザーや、さまざまな催事で売られましたが、焼き立ての熱々が人気で、あっという間に売れてしまったそうです。
Sell like hot cakes は、この様子から生まれたと考えられるイディオムです。
飛ぶように売れる、という意味ですが、熱々のパンケーキがあっという間に売れるように、特に大量のものが、努力なしにドンドン売れる様についていうものです。
英語ネイティブによる発音は下記のリンクをクリックしてください。