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2014年11月28日 16:17

Dead ringer(そっくりさん)マンツーマン英会話 Maria先生の発音付き

Dead ringer


A person or thing that closely resembles another, identical. 
よく似ている人、よくにている物。そっくり。

日本語で言えば「替え玉」「瓜二つ」という意味ですが、この言葉の語源については、deadringerも、そっくりの意味とは無縁のようだが、一体なぜなのだろう?と、ネイティブの間でも、よく不思議に思われるようです。

ringerとは、もともと競馬用語で、「替え玉の馬」を指しました。出走予定の馬の本番での走りがバレないように、そっくりな馬を探し出し、すり替えたのです。
deadは、「死」ではなく、強調語です。dead center,dead right,dead shotなどに使われているものと同じです。

しかし、ringerとは、教会の鐘を鳴らす人ではないのか?なぜ替え玉という意味なのか?と思うのが普通だと思います。
これにも由来があって、教会の鐘を鳴らす人は、鳴らし方のバリエーションを色々と知っており、それはring the changes「物事をもっと楽しくするために、趣向や方法を変える」というイディオムにも残っています。
この「変える」が、ポイントかもしれませんが、やがて18から19世紀になると、このイディオムは「偽金を本物に交換する」という意味でも使われるようになりました。
このあたりから、ringerが「替え玉」として定着したと考えられます。

また、dead ringerといえば、別のイメージを想像する人も多いようです。すなわち、欧米では土葬なのですが、誤って、まだ生きていているのに埋められてしまうケースが、わずかですがあるそうなのです。
このため、死体の指に紐をつけて、棺桶の外にその紐を伸ばして、土に埋め、外に出た紐の一端に鈴をつけておく習慣があったそうです。
「本当に鳴ったらどうしよう?」と思うと、かなり不気味ですが、こうすれば、万一、死体が蘇った場合でも、確かに鈴が鳴るはずです。
とはいえ、このような意味では、「そっくりさん」の意味とは結びつきませんので、語源としては無理があります。

 "That old stove is a dead ringer for the one we used to own"
あの古いストーブは、うちにあったのとソックリだ。


英語ネイティブによる発音はこちらです。

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