Wear my heart on my sleeve
To display your emotions openly and for all to see. Not hiding your true feelings.
自分の感情をさらけだして表し、周囲にわからせること。本当の気持ちを隠さないこと。
中世の騎士たちは、一騎打ちの戦いのとき、自分の守る貴婦人を表す色のリボンや布を、袖に巻きつける習慣がありました。
後に17世紀になって、シェークスピアが悲劇『オセロー』において、卑怯者のイアーゴが誠実なふりをするために、自分の真の思いをみせてやると訴えるセリフの中で、その中世の慣わしを用いたのがもとで、このイディオムが広まりました。
そのセリフとは、下記のようなものです。本来の、ロマンチックなリボンではなく、体から取り出した心臓に変えて衝撃的なイメージを与える言葉になっています。
But I will wear my heart upon my sleeve
For daws to peck at
I am not what I am
俺は自分の心臓をとりだして袖にかけ、
カラスにつつかせてやろう。
俺は見かけとは違う男なんだ。
I'll tell her how I really feel. I'll wear my heart on my sleeves.
自分の本当の気持ちを彼女に言おう。自分の気持ちを正直に示すんだ。
英語ネイティブによる発音はこちらです。