少し古い話題ですが、2021年5月6日、 Yankeesと対戦中のAstrosの守備が、まだアマンダが参加する前の"頑張れベアーズ"(原題:"The Bad News Bears")並のお粗末なプレーで、Yankeesの走者にいいように走り回られて赤恥をかきました。それを中継していたアナウンサーは半ば呆れた声で、"Heads-up"を繰り返していました。
Heads-up 又はHeads up いずれにしてもheadは複数形で、俗語として下記の二つの意味と使い方があります。
1. そのまま "Heads up!" として、 "気をつけろ!" という注意喚起の呼びかけになります。
何かの危険な瞬間に気が付いて "あぁ、危ないよ!"(Watch out!Watch your step!)というような場面で使える表現です。
実際に物が落下してくる場合はもちろん、さまざまな日常的な危険に使えます。
Heads up, the customer is coming and she looks so angry.
2. 名詞用法で "Heads-up"とした場合"heads"は複数表示ですが、ハイフンでつなげたup と共に一つの単語と見なされます。冠詞"a"が付いて、警告や情報を意味します。
英語を使う職場でも、知っていると便利な表現です。ただ、俗語に関しては、相手との立場の違いを考えて使うのが無難です。ビジネス英語で注意が必要な部分です。
ちなみに"The Bad News Bears"は古典として、日常会話にも出てくる表現ですので知ってて損はないと思います。映画自体もとても楽しいので、英語の勉強に、ぜひ観てみてください。